…70年から生産性基準原理(物価高騰防止のため賃金上昇率を労働生産性の伸び率の枠内にとどめること)を提唱し,75年以来毎年報告書で徹底を期している。創立以来21年間専務理事を務めた前田一(1895‐1978)は《サラリーマン物語》(1927)で〈サラリーマン〉という言葉を定着させた人物でもあるが,毎年の日経連総会での労働情勢報告は的確な数字と広い識見を織り込んでいると評価され,また1950年代半ば以降は総評の太田薫議長と好対照の財界を代表するスターであった。しかし組合対策だけが日経連の主要活動ではない。…
※「前田一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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