スローガン(英語表記)slogan

翻訳|slogan

世界大百科事典 第2版の解説

スローガン【slogan】

標語,合言葉などと訳され,特定の主張を広く人びとに浸透させるために,その意図を簡潔に表現した言葉。その語源は,ゲーリック語のsluagh ghairm(〈ときの声,集合合図の叫び〉の意)で,本来,スコットランド高地人などが危急のさいの呼集のためにあげた声であった。今日,スローガンは商業広告から交通安全,防犯,そして政治的領域にいたるまで使われている。一般にスローガンは,覚えやすく,口にしやすいということが重要であり,簡潔性,印象性,適時性などが重視される。

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大辞林 第三版の解説

スローガン【slogan】

団体や運動の主張や目標を強く印象づけるために、効果的に要約した文章。標語。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スローガン
slogan

ときの声の意で,語源はゲール族の sluagh-ghairm (army-cry)である。標語,モットーの意味に使われる。政治の世界では,政党 (団体) ないし政治的,社会的運動が掲げる簡潔な呼びかけ,ないし訴えの言葉をいう。印象の強いものほど,大衆をとらえる力が強い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スローガン
すろーがん
slogan

「標語」と訳される。語源的には、スコットランド人たちが火急の際に使用した招集のための「ときの声」sluagh-ghairmを意味した。現在では、大衆に特定の行動をおこさせるために使われる宣伝文句のことをいう。そのために、それは、簡潔性、情緒性、適時性、新奇性、印象性、反復性、唱えやすさなどの特徴をもつ。今日ではこれはあらゆる領域で使用されているが、政治行動や運動の領域と商業広告の領域でもっとも重要なものになっている。しかしこのスローガンは、その性質からして二つの重要な問題点をもっている。第一にそれは、大衆の理性や合理的な認識よりも情緒や感性に訴える傾向があり、往々にして大衆の非合理性を社会的に増大させる結果になることが多い。第二にそれは、真理を問題にするよりも真理を隠蔽(いんぺい)してしまう傾向をもち、虚偽なるものを絶対視する結果を招来しかねない。[矢澤修次郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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