和木町(読み)わきちよう

日本歴史地名大系 「和木町」の解説

和木町
わきちよう

面積:一〇・三四平方キロ

北は小瀬おぜ川を挟んで広島県大竹おおたけ市に対し、東・西・南は岩国市に囲まれた山口県東端の町。西の一部がわずかに瀬戸内海に面する。町の中心は小瀬川のつくった堆積地と新田開発による平地で、大竹市ともども現在は工業地帯となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「和木町」の意味・わかりやすい解説

和木〔町〕
わき

山口県東端,広島県境を流れる小瀬川河口南岸にある町。 1973年町制。第2次世界大戦中,陸軍燃料廠がつくられて以来の工業地。岩国市と大竹市の間に位置する広島湾西岸工業地域の一部で,1956年軍用跡地に石油コンビナートを建設,石油精製工場が立地する。面積 10.58km2人口 6034(2020)。

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