商船三井[株](読み)しょうせんみつい

百科事典マイペディア 「商船三井[株]」の意味・わかりやすい解説

商船三井[株]【しょうせんみつい】

海運業界2位の会社。1999年に大阪商船三井船舶ナビックスラインが合併して現社名となる。タンカーLNG船では世界のトップ。大阪商船は1884年設立,OSKの略称で第2次大戦前,すでに日本郵船に次ぐ世界的海運会社であった。三井船舶は1876年三井物産の海運部門として発足,1942年独立。この両社が海運再建整備のため1964年合併し大阪商船三井船舶になる。定期船主力とする経営で,コンテナー航路に力を注いだ。現在同社のコンテナにおけるアライアンスは世界で最大の規模。本社東京。2011年資本金654億円。2011年3月期売上高1兆5436億円。売上構成(%)は,不定期船51,コンテナ船38,フェリー・内航3,関連事業7,その他1。
→関連項目ナビックスライン[株]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android