太白真玄(読み)たいはく しんげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太白真玄」の解説

太白真玄 たいはく-しんげん

1357-1415 南北朝-室町時代の僧。
延文2=正平(しょうへい)12年生まれ。臨済(りんざい)宗。太清宗渭(たいせい-そうい)の法をつぐ。応永18年建仁寺住持。義堂周信に詩を,絶海中津に四六文をまなび,五山文学者として知られる。応永22年8月22日死去。59歳。信濃(しなの)(長野県)出身。別号に慕山老人。著作に「峨眉鴉臭集」「太白和尚語録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android