精選版 日本国語大辞典 「定規・定木」の意味・読み・例文・類語
じょう‐ぎ ヂャウ‥【定規・定木】
〘名〙
① 直線、曲線、角などを正しく描いたり、または物を裁ったりするのにあてがって用いる器具。三角定規、雲形定規、T定規、たわみ定規などがあり、伸縮や狂いの少ない材質が用いられる。また、ものさしなどにもいう。〔文明本節用集(室町中)〕
※黄表紙・御存商売物(1782)下「根性にひづみがあると、定規(ジャウギ)にかけて截(た)ちなをし」
※玉塵抄(1563)三七「人は百年を定命にして云ぞ百年はいきねも、先定木にして云ことぞ」
③ (形動) きまっていること。きまりきったさま。当然。
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