川口雪篷(読み)かわぐち せっぽう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川口雪篷」の解説

川口雪篷 かわぐち-せっぽう

1819*-1890 江戸後期-明治時代の儒者,書家
文政元年12月26日生まれ。陽明学をまなび,薩摩(さつま)鹿児島藩につかえる。酒の上の過失で配流された沖永良部(おきのえらぶ)島で西郷隆盛交遊,書をおしえる。赦免後,西郷家に同居し,西南戦争後は女所帯の西郷家をささえた。隆盛の墓碑銘雪篷の筆による。明治23年7月2日死去。73歳。大隅(鹿児島県)出身。通称は量次郎。別号に香雲。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android