デジタル大辞泉
「手塩」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
て‐しお ‥しほ【手塩】
[1] 〘名〙
① 古く、好みに応じて適当に用いるように、あるいは
不浄を払うために、めいめいの食膳にそえた少量の塩。〔
日葡辞書(1603‐04)〕
③ 手ずから世話すること。
※歌舞伎・心謎解色糸(1810)大切「他人の手汐(テシホ)に育てられ、二親恋しと尋ねるを」
[2] 北海道一一か国の一つ。明治二年(
一八六九)成立。日本海に面する。現在の
上川支庁の北半部、
宗谷支庁の一部、
留萌(るもい)支庁全域を含む。
て‐しょう【手塩】
〘名〙 (「てしお」の変化した語) 小さく浅い皿。
手塩皿。おてしょ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報