デジタル大辞泉
「新学」の意味・読み・例文・類語
しん‐がく【新学】
1 新しい学問。
2 学びはじめ。初学。
3 仏教を学びはじめること。また、その人。
「―の五百の御弟子等を語らひて」〈今昔・一・一〇〉
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しん‐がく【新学】
〘名〙
②
仏語。新たに発心して
仏道を学習すること。また、その人。
新発意(しんぼち)。
※
顕戒論(820)上「与
二新学菩薩
一、於
二無上菩提
一、為
二悪知識
一」
※俳諧・不玉宛去来論書(1694)「口質、心思共に重く、新学の人に不
レ及」 〔
漢書‐張禹伝〕
にい‐まなび にひ‥【新学】
[1] 〘名〙 初めて学問をすること。ういまなび。
[2] 江戸後期の歌論書。
一巻。賀茂真淵著。明和二年(
一七六五)成立。寛政一二年(
一八〇〇)刊。「万葉集」を「
ますらおぶり」として重視し、「
古今集」を「たおやめぶり」として退け、古語古調を用いる復古主義を
主張。近世歌論に大きな
影響を与えた。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報