東京穀物商品取引所(読み)トウキョウコクモツショウヒントリヒキジョ

デジタル大辞泉 「東京穀物商品取引所」の意味・読み・例文・類語

とうきょう‐こくもつしょうひんとりひきじょ〔トウキヤウコクモツシヤウヒンとりひきジヨ〕【東京穀物商品取引所】

東京農産物先物市場開設・運営していた商品取引所。昭和27年(1952)に会員商品取引所として設立。平成21年(2009)に株式会社となった。平成25年(2013)2月にすべての立会停止米穀大阪堂島商品取引所大豆小豆・とうもろこし・粗糖東京商品取引所に移管された。東穀取TGE(Tokyo Grain Exchange)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の東京穀物商品取引所の言及

【商品取引所】より

…商品取引所は,商品市場の開設者として,商品取引所の会員(〈商品取引員〉の項参照)に対して,商品市場における売買取引の公正を確保しまたは委託者を保護するために必要な自主規制を行うことを要し,これを怠るときは,主務大臣が商品取引所に対して必要な監督上の処分をすることができる。商品市場【神崎 克郎】
【主要商品取引所】
東京穀物商品取引所1952年10月開所。開所早々,小豆(しようず∥あずき)をめぐる買占め事件などで話題を呼び,小豆は〈赤いダイヤ〉の異名をとるなど,一時商品投機の象徴商品となった。…

※「東京穀物商品取引所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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