森山新蔵(読み)もりやま しんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森山新蔵」の解説

森山新蔵 もりやま-しんぞう

1821-1862 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
文政4年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩豪商。西郷隆盛らの誠忠組にくわわり,資金面を担当。島津久光が京都にむかったとき大坂で西郷らと画策し,帰藩を命じられた。国元処分をまっていたが,寺田屋事件での子の新五左衛門の死を知り,文久2年6月自刃(じじん)。42歳。号は棠園。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android