永円(読み)えいえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永円」の解説

永円 えいえん

980-1044 平安時代中期の僧。
天元3年生まれ。致平(むねひら)親王王子余慶,慶祚(けいそ)に天台をまなぶ。長元4年僧正,近江(おうみ)(滋賀県)園城寺(おんじょうじ)長吏となり,円満院門跡(もんぜき)をかねる。6年大僧正。源成信(なりのぶ)と同一人物とする説がある。長久5年5月20日死去。65歳。通称は平等院大僧正。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android