源能俊(読み)みなもとのよしとし

朝日日本歴史人物事典 「源能俊」の解説

源能俊

没年保延3.11.25(1138.1.8)
生年:延久3(1071)
平安後期の貴族大納言源俊明の子。康和2(1100)年参議天仁1(1108)年左兵衛督・使庁別当を兼帯。天永2(1111)年権中納言。永久5(1117)年治部卿を兼帯。保安3(1122)年権大納言,天承1(1131)年大納言。没年月日は,『弁官補任』保延3(1137)年条にみえる息俊雅の殿忌記事により知られる。

(上杉和彦)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源能俊」の解説

源能俊 みなもとの-よしとし

1071-1138* 平安時代後期の公卿(くぎょう)。
延久3年生まれ。源俊明(としあきら)の長男。母は藤原師基(もろもと)の娘。康和2年(1100)参議となる。治部卿,中宮大夫(ちゅうぐうのだいぶ)などをかね,正二位,大納言にいたる。保延(ほうえん)3年11月25日死去。67歳。

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