漢山口大口(読み)あやのやまぐちの おおぐち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「漢山口大口」の解説

漢山口大口 あやのやまぐちの-おおぐち

?-? 飛鳥(あすか)時代の仏師
阿知使主(あちのおみ)を祖とする渡来人,東(倭)漢(やまとのあや)氏の一族白雉(はくち)元年(650)孝徳天皇勅命(ちょくめい)により,1000体の仏像をつくる。法隆寺金堂に現存する木造著色四天王像の広目天像の光背に刻銘された山口大口費(やまぐちの-おおぐちのあたい)と同一人とされる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android