愛媛県南西部にある岬。豊後(ぶんご)水道南部の由良沖に突き出た約13キロメートルの由良半島の先端部で、半島の北側および西側半分は宇和島市津島町に、南側および東側半分は愛南(あいなん)町内海(うちうみ)地区に属す。付近の地質は四万十(しまんと)層群の砂岩・頁(けつ)岩の互層からなり、波食の選択侵食で複雑な海岸線を呈し、大規模な海食崖(がい)、海食洞がみられる。岬には石灰質頁岩の節理に沿って奥行120メートルの海食洞「海老洞(えびどう)」がある。また、崖上には旧日本海軍の由良砲台跡が残されている。野猿も生息し、足摺(あしずり)宇和海国立公園域。
[深石一夫]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
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