相沢春洋(読み)あいざわ しゅんよう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「相沢春洋」の解説

相沢春洋 あいざわ-しゅんよう

1896-1963 昭和時代の書家,古筆研究家。
明治29年2月14日生まれ。書を中村春堂,山口蕙石に,古筆研究を田中親美(しんび)にまなぶ。上代様仮名書きを得意とし,硯(すずり)の鑑定,大和絵などにもすぐれた。戦後日展審査員をつとめ,二水会を主宰した。昭和38年11月23日死去。67歳。神奈川県出身。早大中退。本名は茂。別号に二水,天心,酔硯。著作に「古筆の見方」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android