砺波[市](読み)となみ

百科事典マイペディア 「砺波[市]」の意味・わかりやすい解説

砺波[市]【となみ】

富山県西部,砺波平野中央部の市。1954年市制。庄川の扇状地上に展開する散村風景で有名。中心の出町市場町として発達,城端(じょうはな)線,北陸自動車道が通じ,小矢部市との境付近で分岐する東海北陸自動車道が1992年開通。水田卓越地域で,裏作チューリップ栽培球根の生産量は全国一で輸出もされる。製紙紡績・醸造工業を行い,工業団地も立地する。2004年11月東礪波郡庄川町を編入。127.03km2。4万9410人(2010)。
→関連項目小矢部[市]

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