デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠井信一」の解説 笠井信一 かさい-しんいち 1864-1929 明治-昭和時代前期の官僚,政治家。元治(げんじ)元年6月19日生まれ。内務省にはいり,岩手県知事をへて大正3年岡山県知事となる。6年済世顧問制度を設立。同制度は戦後の民生委員制度におおきな影響をあたえた。のち北海道庁長官,貴族院議員。昭和4年7月25日死去。66歳。駿河(するが)(静岡県)出身。帝国大学卒。著作に「済世顧問制度の精神」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例