西山将士(読み)にしやままさし

知恵蔵mini 「西山将士」の解説

西山将士

男子柔道選手(90キロ級)。1985年7月9日生まれ、山口県下関市出身。179センチ、90キロ、新日本製鐵株式會社所属。6歳で柔道を始め、高校3年でインターハイ100キロ級で優勝。国士舘大学時代は際だった活躍が見られなかったが、新日鐵入社後90キロ級に変更し、2010年、「グランドスラム・東京」で優勝。翌年、「講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」で4連覇を果たす。12年、「 ワールドマスターズ」で優勝、ロンドン五輪に出場し、「最後まで苦しそうな顔で戦う姿を見てほしい」との決意表明をする。同年8月、3位決定戦を旗判定で勝ち上がり、銅メダル獲得した。

(2012-08-2)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西山将士」の解説

西山将士 にしやま-まさし

1985- 平成時代の柔道選手。
昭和60年7月9日生まれ。階級は90kg級。得意技は大内刈り,体落とし。平成15年,国士舘高校3年のインターハイ100kg級で優勝。新日本製鉄入社後90kg級に階級を下げ,20年講道館杯で優勝。22年,23年グランドスラム東京で優勝。23年講道館杯で4連覇を達成。24年ワールドマスターズ・アルマトイで優勝。同年ロンドン五輪で銅メダルを獲得。山口県出身。国士舘大卒。

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