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グランドスラム(テニスの) ぐらんどすらむ/てにすのぐらんどすらむ(tennis) grand slam

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知恵蔵の解説

グランドスラム(テニスの)

オーストラリアンオープン(1月=メルボルン)、フレンチオープン(5月=パリ)、ウィンブルドン選手権(6月=ロンドン郊外)、USオープン(8月=ニューヨーク)のメジャー4大会を指すが、本来は、この4大大会すべてに優勝することを意味した。テニスはそもそも19世紀に英国で発祥したローンテニスで、フレンチオープン(クレイコート)以外はすべて芝のサーフェスで行われていた。1968年にプロの出場を認めるオープン化に踏み切って以来ハードコートの需要が高まり、現在、芝で行われているのはウィンブルドン選手権だけ。東欧や南米への普及に伴ってレベルが上がり、1年間に4大大会すべてを制覇する年間グランドスラムを達成したのは88年のシュテフィ・グラフ(独)が最後。オープン化以降の男子では69年のロッド・レーバー(豪)だけで、しかも当時は芝のサーフェスだった。異種サーフェスになった4大会すべてを制した男子選手(通算)はアンドレアガシ(米)1人で、ロジャー・フェデラー(スイス)は、2006・07年と唯一残したフレンチオープンの決勝まで進んだが、いずれもラファエル・ナダル(スペイン)に敗れた。また、07年から4大会すべて男女同額賞金になった。

(武田薫 スポーツライター / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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