辿る(読み)タドル

デジタル大辞泉 「辿る」の意味・読み・例文・類語

たど・る【×辿る】

[動ラ五(四)]
道筋に沿ってめざす方向へ進む。「家路を―・る」
歩きにくい道や知らない道を確かめながら苦労して行く。迷いながら手探りで進む。「山道歩一歩と―・る」「いばらの道を―・る」
筋道を追ったり、手がかりを頼ったりして探し求めていく。次から次へと尋ね求める。「話の筋を―・る」「記憶を―・る」「つてを―・る」
事態がしだいにある方向へ進んでいく。「破滅一途を―・る」「話が平行線を―・る」
あれこれ物事を考え迷う。
「しばしは夢かとのみ―・られしを」〈桐壺
[可能]たどれる
[類語]赴く出向く行く向かう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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