野路(読み)ノジ

デジタル大辞泉 「野路」の意味・読み・例文・類語

の‐じ〔‐ぢ〕【野路】

野中の道。のみち。
「―に沿える小川」〈木下尚江良人の自白
[類語]野道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「野路」の意味・読み・例文・類語

の‐じ ‥ぢ【野路】

[1] 〘名〙 野の中の道。のみち。
拾遺(1005‐07頃か)雑春・一〇四九「あつまちのの地の雪まをわけてきてあはれ宮この花を見る哉〈藤原長能〉」
[2] 滋賀県草津市の地名。東の篠原に続き、歌枕野路玉川(のじのたまがわ)がある。源氏に捕えられた平宗盛親子が斬られたところ。

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普及版 字通 「野路」の読み・字形・画数・意味

【野路】やろ

田舎路。

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