長森藤吉郎(読み)ながもり とうきちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長森藤吉郎」の解説

長森藤吉郎 ながもり-とうきちろう

1861*-1920 明治-大正時代官僚,実業家
万延元年12月28日生まれ。帝国大学を卒業し検事となり,東京地方裁判所検事正にすすむ。明治34年司法官増俸案否決に抗議して司法官が同盟辞職したとき,責任をとわれ免職。同年大蔵省官房長。のち東洋硝子(ガラス)製造,満韓塩業の役員をつとめた。大正9年6月30日死去。61歳。肥前佐賀出身。本姓野田

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android