開院式(読み)カイインシキ

デジタル大辞泉 「開院式」の意味・読み・例文・類語

かいいん‐しき〔カイヰン‐〕【開院式】

開院1のための儀式貴族院に集まった両院議員に対して、天皇が開院の勅語を賜った。現在の国会では「開会式」という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「開院式」の意味・読み・例文・類語

かいいん‐しき カイヰン‥【開院式】

〘名〙
帝国議会(現国会の前身開会の儀式。両院議員を貴族院に集め、開会の勅語を賜わる式。現国会では開会式という。〔地方官会議日誌‐一・明治八年(1875)六月二〇日〕
病院など、「院」の名称を持つ機関団体発足に際して行なう儀式。
※楡家の人びと(1964)〈北杜夫〉二「開院式のときあちこち見学した欧洲が」

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