旺文社世界史事典 三訂版 「陸 九淵」の解説
陸 九淵
りくきゅうえん
南宋の哲学者。号は象山 (しようざん)
兄の九韶・九齢に学び,宇宙に理の存在のみを認め,朱熹の「性即理」に対し,心と宇宙の一致を説く「心即理」を唱え,情の実在を否定した。朱熹とは学説の相違をこえて深く尊敬し合うが,弟子たちは対立。その説は明の王陽明が継承。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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