アイソン彗星(読み)アイソンスイセイ(その他表記)Comet ISON

デジタル大辞泉 「アイソン彗星」の意味・読み・例文・類語

アイソン‐すいせい【アイソン×彗星】

2012年9月、ロシアのキスロボツク天文台でISONアイソン(国際科学光学ネットワーク)によって発見された非周期彗星サングレーザーとよばれる彗星一つで、2013年11月末に大増光することが期待されたが、太陽に最接近する近日点手前でばらばらに崩壊した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アイソン彗星」の意味・わかりやすい解説

アイソン彗星
あいそんすいせい
Comet ISON

2012年9月にロシアのキスロボツク天文台で発見された非周期彗星。発見者が所属している国際科学光学ネットワーク(International Scientific Optical Network、略称ISON(アイソン))というチーム名にちなんで命名された。2013年11月に太陽にもっとも近づいた(約190万キロメートル)。近日点通過後、大彗星になることが期待されたが、急速に明るさを減じて、ほぼ消滅した。あまりに太陽の近くを通過したことにより、彗星核が崩壊して、融解蒸発したものと考えられている。

[編集部 2023年7月19日]


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