アウエンブルガー(その他表記)Auenbrugger, Leopold Edler von Auenbrugg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アウエンブルガー」の意味・わかりやすい解説

アウエンブルガー
Auenbrugger, Leopold Edler von Auenbrugg

[生]1722.11.19. グラーツ
[没]1809.5.18. ウィーン
オーストリアの医師打診法創始者少年の頃,ワインの樽を外からたたいて,その反響で酒の量を判定する仕事をしており,のちに医師になってからこの方法を胸部診察に応用した。 1761年に"Inventum novum" (新発見) という本を出して,この打診法の研究を公にした。しかし,当時はその価値を認められず,47年後の 1808年になってナポレオン侍医 M.コルビザールがこの方法の真の診断上の価値を認めてこの本をフランス語に翻訳してから初めて,打診法は基礎的な診断法として世に広まった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む