20世紀西洋人名事典 「アキリーノリベイロ」の解説
アキリーノ リベイロ
Aquilino Ribeiro
1885.9.13 - 1963.5.27
ポルトガルの小説家。
アルタ・ベイラ地方カレガル・ダ・タボーザ出身。
共和主義者として革命運動、反政府運動に参加し、投獄される。その後、パリに亡命、ソルボンヌ大学で学び、同大学在学中の1913年に処女作「嵐の花園」を書く。帰国後は教師、国立図書館員を務める傍ら、数多くの作品を発表。谷や山、木々や水、小鳥など自然の描写に優れ、20世紀におけるポルトガル散文の巨匠として知られる。作品は他に「デーモンの地」(’18年)、「サンチャゴへの道」(’22年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報