アタプエルカ遺跡(読み)アタプエルカイセキ(その他表記)Atapuerca

デジタル大辞泉 「アタプエルカ遺跡」の意味・読み・例文・類語

アタプエルカ‐いせき〔‐ヰセキ〕【アタプエルカ遺跡】

Atapuerca》スペイン北部アタプエルカ山脈の洞窟どうくつにある遺跡ヨーロッパ最古と考えられる人類化石多く発掘されており、約80万年前の原人「ホモ‐アンテセソール」などが発見されている。2000年に「アタプエルカの古代遺跡」として世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

最新 地学事典 「アタプエルカ遺跡」の解説

アタプエルカいせき
アタプエルカ遺跡

Atapuerca site

スペイン北部,アタプエルカ村の石灰岩台地に広がる洞窟遺跡群で,中期更新世人骨・動物骨化石が大量に発見されている。グラン・ドリナ洞窟からは,約80万年前の人骨が見つかり,Homo antecessorと名付けられた。シマ・デ・ロス・ウエソス洞窟からは,約30万年前の少なくとも28体に属するHomo heidelbergensisの人骨が見つかっている。これら人骨の頭蓋容積は1,100〜1,400mLで,顔面の特徴からネアンデルタール人祖先と見なされている。2000年に「アタプエルカの考古遺跡」として世界遺産に登録。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アタプエルカ遺跡」の意味・わかりやすい解説

アタプエルカ遺跡
アタプエルカいせき
Atapuerca

スペイン北部の洞窟遺跡。ブルゴスの東約 14kmに位置する。 1976年以来調査が行なわれ,更新世中期,約 30万年前と推定されるプレ・ネアンデルタール人段階の人類化石 20体分以上が発見された。ヨーロッパのこの時代の化石人類出土遺跡としては最大規模であるが,石器骨角器などの遺物は出土していない。 2000年世界遺産の文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む