アダチ竜光(読み)アダチ リュウコウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「アダチ竜光」の解説

アダチ 竜光
アダチ リュウコウ


職業
奇術師

本名
中川 一(ナカガワ ハジメ)

旧名・旧姓
安達

生年月日
明治29年 7月20日

出生地
新潟県 蒲原郡鹿瀬

学歴
岩倉鉄道学校中退

経歴
曹洞宗の寺の子として生まれる。18歳で家出新派見習い、活弁士などを経て24歳で奇術界に入る。越後なまりのとぼけた語りで人気があり、昭和46年には「天覧奇術」で天皇に奇術を披露したこともある。41年に芸術祭奨励賞を受け、同年から日本奇術協会の会長、48年からは同永久会長を務めた。

受賞
芸術祭奨励賞〔昭和41年〕

没年月日
昭和57年 10月13日 (1982年)

伝記
やわらかい話〈2〉吉行淳之介対談集談志百選対談 落語芸談〈PART4〉さらば、愛しき芸人たち 吉行 淳之介 著,丸谷 才 編立川 談志 著,山藤 章二 画川戸 貞吉 編矢野 誠一 著(発行元 講談社講談社弘文出版文芸春秋 ’08’00’93’89発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「アダチ竜光」の解説

アダチ 竜光
アダチ リュウコウ

大正・昭和期の奇術師



生年
明治29(1896)年7月20日

没年
昭和57(1982)年10月13日

出生地
新潟県蒲原郡鹿瀬

本名
中川 一(ナカガワ ハジメ)

旧姓(旧名)
安達

学歴〔年〕
岩倉鉄道学校中退

主な受賞名〔年〕
芸術祭奨励賞〔昭和41年〕

経歴
曹洞宗の寺の子として生まれる。18歳で家出。新派の見習い、活弁士などを経て24歳で奇術界に入る。越後なまりのとぼけた語りで人気があり、昭和46年には「天覧奇術」で天皇に奇術を披露したこともある。41年に芸術祭奨励賞を受け、同年から日本奇術協会の会長、48年からは同永久会長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「アダチ竜光」の解説

アダチ竜光 アダチ-りゅうこう

1896-1982 昭和時代の奇術師。
明治29年7月20日生まれ。生家は曹洞(そうとう)宗の寺。活動写真の弁士,物まねなどをしていたが,大正8年木村マリーニに入門し,独特の話術をくわえた奇術をあみだした。昭和41年日本奇術協会会長。46年に天覧奇術を演じた。昭和57年10月13日死去。86歳。新潟県出身。岩倉鉄道学校中退。本名は中川一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「アダチ竜光」の解説

アダチ 竜光 (あだち りゅうこう)

生年月日:1896年7月20日
昭和時代の奇術師。日本奇術協会会長
1982年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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