山藤(読み)ヤマフジ

デジタル大辞泉の解説

やま‐ふじ〔‐ふぢ〕【山藤】

マメ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。本州中部以西の山野に自生。蔓はフジとは逆の左巻き。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。4月ごろ、紫色の蝶形の花が総状に垂れ下がって咲く。 春》「―や短き房の花ざかり/子規

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大辞林 第三版の解説

やまふじ【山藤】

マメ科のつる性落葉低木。関西の山地に自生し、庭木ともされる。フジに似るが、茎は左巻き。四、五月ごろ葉とともに開花し、花房はフジより短く、花は大きい。野藤のふじ[季] 春。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

山藤 (ヤマフジ)

植物。マメ科の落葉つる性低木,園芸植物,薬用植物。フジの別称

山藤 (ヤマフジ)

学名:Wisteria brachybotrys
植物。マメ科の落葉つる性低木,園芸植物

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精選版 日本国語大辞典の解説

やま‐ふじ ‥ふぢ【山藤】

〘名〙 マメ科のつる性落葉木本。本州兵庫県以西、四国、九州の山野に生え、庭木や盆栽ともされる。茎は左巻きに他物にからむ。葉は九~一三個の小葉からなる奇数羽状複葉。小葉は卵形で裏に細毛を密生。春、その年の枝先に鮮紫色のフジより大きな蝶形花がやや短めの房状に群がって咲く。のふじ。《季・春》
※為忠集(鎌倉中か)「いつよりかすみそめぬらん紫のいまおりさかるやま藤の花」

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世界大百科事典内の山藤の言及

【料理茶屋】より

…当時の社用族ともいうべき諸藩の江戸留守居役や取引先の商人などを顧客としたこの種の店は〈御留守茶屋〉の称があり,升屋はその最たるものであったため,田沼失脚とともに急激に衰えた。天明期(1781‐89)にはこの升屋のほか,向島の葛西太郎(のち平岩),大黒屋孫四郎,武蔵屋権三郎(麦斗庵),真崎稲荷(現,台東区石浜町)境内の甲子(きのえね)屋,中洲の四季庵,深川八幡社内の二軒茶屋,日本橋浮世小路の百川(ももかわ),神田佐柄木町山藤(さんとう)などが評判の店だったと斎藤月岑(げつしん)の《武江年表》は記している。このうち向島の3店はいずれも〈生簀鯉(いけすごい)〉などと称して鯉料理を看板とし,神田の山藤は卓袱(しつぽく)料理で名があった。…

※「山藤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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