アッソス(英語表記)Assos; Assus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アッソス」の意味・わかりやすい解説

アッソス
Assos; Assus

トロイ地方の古代ギリシアの都市。トルコ北西部のチャナッカレ市南南西約 75kmに位置する。アドラミュティオン (エドレミト) 湾にのぞみ,レスボス島のミシムナから前 1000年頃渡来したアイオリス人の植民都市として建設された。アケメネス朝ペルシア時代には独立を保ったが,アレクサンドロス3世 (大王) に征服され,以後ペルガモン王国,ローマの支配を受け,ビザンチン時代はマクラミオンと呼ばれた。アリストテレスがこの地に建てられたプラトン学派の学校で学び (前 347~344) ,ストア学派のクレアンテスがここで生れたことでも著名

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android