現代外国人名録2016 「アヌークエーメ」の解説
アヌーク エーメ
Anouk Aimée
- 職業・肩書
- 女優
- 生年月日
- 1932年4月27日
- 出生地
- フランス・パリ
- 本名
- Sorya,Françoise
- 旧名・旧姓
- Dreyfus,Françoise
- 受賞
- ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(第24回,1966年度)「男と女」,BAFTA賞主演女優賞(第21回)〔1967年〕「男と女」,カンヌ国際映画祭主演女優賞(第33回)〔1980年〕「虚空に飛ぶ」,ベルリン国際映画祭金熊名誉賞(第53回)〔2003年〕
- 経歴
- 14歳からダンスを学ぶ傍ら、ルネ・シモンの演劇講座に通う。アンリ・カレフに見出され、1946年「密会」の娘役で映画デビュー。’48年アンドレ・カイヤットの「火の接吻」でメランコリックな美少女ぶりが評判を呼び、一躍人気を博す。以後、その独特な魅力でフェリーニの「甘い生活」(’60年)やジャック・トゥミの「ローラ」(’60年)など多くの映画作家の作品に起用され、ヨーロッパの代表的な女優の一人となる。なかでもジャン・ルイ・トランティニャンと共演したクロード・ルルーシュ監督の「男と女」(’66年)では成熟した女を演じ、作品の“斬新さ”も相まって世界的大ヒットによって知名度を高めた。この作品でアカデミー賞主演女優賞にもノミネート。’80年には「虚空に飛ぶ」でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞。他の出演作に「恋ざんげ」(’53年)、「モンパルナスの灯」(’58年)、「8 1/2」(’63年)、「モデル・ショップ」(’69年)、「愛よもう一度」(’76年)、「プレタポルテ」(’94年)、「男と女 嘘つきな関係」(’97年)、「Une pour toutes」(2000年)、「De particulier á parti culier」(2006年)など。ニコ・パパタキス、ピエール・バルー、アルバート・フィニーらと結婚・離婚を繰り返す。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報