アバーテ(その他表記)Niccolò dell’Abate(Abbate)

改訂新版 世界大百科事典 「アバーテ」の意味・わかりやすい解説

アバーテ
Niccolò dell’Abate(Abbate)
生没年:1509か12-71

イタリア,エミリア派の画家。ニッコロ・デラバーテともいう。モデナ生れ。芸術的形成は不明。1546年にボローニャのポッジ宮殿に壁画を描く。装飾的才能を買われて,52年フォンテンブロー宮殿に招かれ,プリマティッチョ助手をつとめた。ドッソドッシコレッジョパルミジャニーノ影響を示し,幻想的風景の中に,光に溶ける優美な人体を配するロマン主義的神話画に特色を示す。フォンテンブロー派(またはフランス16世紀絵画)の形成に貢献し,プッサンにも影響を与えた。
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関連語 みどり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アバーテ」の意味・わかりやすい解説

アバーテ
Abbate, Niccoló dell'

[生]1509頃.モデナ
[没]1571. フォンテンブロー
イタリアの画家。主としてフェララ,ボローニャ,パリで制作コレッジオの影響を受けたのち,マニエリスムの代表的画家となる。 1552年渡仏し,プリマティッチオとともにフォンテンブロー派をつくる。神話的風景画に特色がある。作品は『アエネイス物語』 (モデナ,エステ画廊) ,パラッツォ・ボローニャ内フレスコ画連作,『聖ペテロと聖パウロ殉教』 (1547,ドレスデン国立絵画館) など。

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