アバーデア国立公園(読み)アバーデアコクリツコウエン

デジタル大辞泉 「アバーデア国立公園」の意味・読み・例文・類語

アバーデア‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【アバーデア国立公園】

Aberdare National Parkケニア中央部にある国立公園。首都ナイロビの北約100キロメートルに位置する。面積約770平方キロメートル。標高2000~4000メートルの森林地帯にあり、落差270メートルのカルル滝をはじめ多様な自然景観に恵まれる。アフリカゾウバッファロークロサイなどの野生動物が生息キクユ族の村が点在する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「アバーデア国立公園」の解説

アバーデアこくりつこうえん【アバーデア国立公園】

ケニアのアバーデアにある、同国では珍しい森林の国立公園。首都ナイロビから70kmほど北のニエリを中心としている。平均標高3300mのアバーデア山脈一帯は、森林が多く、渓谷や滝、高山植物といった景観が楽しめる。面積は766km2。森林環境のため、高床式ロッジなどから周辺の水場に集まってくるゾウ、バッファロー、ブッシュバックスイギュウボンゴ、クロサイなどの野生動物を観察できる。クロサイは約50頭ほどが生息しており、運がよければ黒ヒョウやボンゴにも出合える。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android