アブチ(読み)あぶち

日本歴史地名大系 「アブチ」の解説

アブチ
あぶち

アイヌ語に由来する地名。コタン名のほか山名・岬名・沼名としても記録されている。当地一帯は近代に入り庶野しよや村に包含された。仮名表記は「アブチ」(谷「蝦夷紀行」、「東行漫筆」「観国録」「協和私役」、板本「東蝦夷日誌」)、「アフチ」(「東蝦夷地場所大概書」、玉虫「入北記」、「蝦夷日誌」一編)のほか「アツチ」(東蝦夷地道中記・地名考并里程記)もある。漢字表記は「阿夫地」「阿武知」(野作東部日記)がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「アブチ」の解説

あぶち

正式社名「株式会社あぶち」。小売業。昭和44年(1969)前身の「アトリエあぶち」創業。同51年(1976)設立本社は東京都中野区中央。衣料品会社。天然素材を使用した婦人服主力直営フランチャイズで小売店舗「アップルハウス」を全国展開。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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