アブー・フィラース(その他表記)Abū Firās, al-Ḥamdānī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アブー・フィラース」の意味・わかりやすい解説

アブー・フィラース
Abū Firās, al-Ḥamdānī

[生]932. イラク
[没]968.4.4. シリア
アラブの詩人。 10世紀初めから 11世紀初めにかけてイラク北部のジャジーラ地方とシリアの北部とを支配したハムダーン朝の一族で,アラブのタグリブ部族の人。同王朝の英主でアレッポに都したサイフ・ウッダウラの宮廷に集った文人や学者たちの一人である。典型的アラブ騎士としてたたえられ,しばしばビザンツ軍と戦った。2回捕虜となったが,2回目は4年間 (962~966) コンスタンチノープルに幽囚された。その後ヒムスの太守となったが,一族間の争いで殺された。多数の詩を残したなかでも,捕虜生活中のものに絶唱が多く,一括して『ルーミーヤート』 Rūmiyyāt (『ビザンツ哀歌』) と呼ばれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む