アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(読み)アムステルダムコンセルトヘボウかんげんがくだん

百科事典マイペディア の解説

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団【アムステルダムコンセルトヘボウかんげんがくだん】

オランダを代表する管弦楽団コンセルトヘボウオランダ語で〈演奏会場〉の意で,コンサート専用ホールの専属オーケストラとして1888年に創立。2代目の常任指揮者メンゲルベルクの50年にわたる指導で世界一流となった。以後ベイヌムを経てヨッフム,B.ハイティンク〔1929-〕,R.シャイー〔1953-〕が常任。ヨッフム,ハイティンクとともに1962年に初来日。
→関連項目ビルスママルケビチ

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改訂新版 世界大百科事典 の解説

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 (アムステルダムコンセルトヘボウかんげんがくだん)
Concertgebouw Orkest,Amsterdam

オランダの管弦楽団。1888年,アムステルダムの演奏会場(コンセルトヘボウ)の専属オーケストラとして組織され,初代指揮者はケスWillem Kes(1856-1934)。95年後任のW.メンゲルベルクは1945年まで弦の響きとロマン的情緒を特徴とする同楽団の個性を築き育成に尽くした。その後ベイヌム,ついでハイティンクが常任をつとめ現在に至る。1920年にマーラーの全管弦楽による音楽祭を催すなど,マーラーおよびロマン派の作品を得意とする。
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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
あむすてるだむこんせるとへぼうかんげんがくだん

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

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デジタル大辞泉プラス の解説

アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の旧称

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世界大百科事典(旧版)内のアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の言及

【オランダ】より

…19世紀前半はドイツ・ロマン派の影響が強かったが,19世紀末から20世紀初めにかけて,ズウェールスB.Zweers(1854‐1924),レントヘンJ.Röntgen(1898‐1969),ディーペンブロックA.Diepenbrock(1862‐1921),ウァフナールJ.Wagnaar(1862‐1941)らの作曲家が出て,オランダ音楽を世界的水準にまで高めた。1888年に設立されたアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団は,名指揮者メンゲルベルクとのコンビで,世界有数のオーケストラに成長した。20世紀の主要作曲家として,パイパーW.Pijper(1894‐1947),アンドリーセンH.Andriessen(1892‐1981),バディングスH.Badings(1907‐ ),ファン・バーレンK.Van Baaren(1906‐70)があげられる。…

※「アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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