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演奏会場 えんそうかいじょうconcert hall

翻訳|concert hall

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

演奏会場
えんそうかいじょう
concert hall

広い意味では聴衆を前に演奏が成立する場すべてを含む。この場合,教会,宮廷の広間,市民階級の家のサロンから講堂,劇場,屋外舞台のような他の目的にも使用される場も演奏会場になる。狭い意味では公開演奏会 (18世紀中葉,市民階級の台頭とともに発生) を行うために音響効果を考慮して建てられた建物。イギリスのハノーバー・スクエアルームズ (1774) ,ドイツでは建築技師エーザーによってミュージックホールに改装されたゲバントハウス (81) が古い例で,19世紀に建てられたものにニューヨークカーネギー・ホール (1891) や,初め社交場として設けられ,音響効果がすぐれているために演奏会場になったアムステルダムコンセルトヘボウ,ウィーンのムジークフェラインなどがある。 20世紀に入ってからはロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホール (1951) ,ニューヨークのリンカーン・センターにあるフィルハーモニック・ホール (62) ,ベルリン音楽堂 (63) などがあるが,これらは音響設計の粋を凝らしたにもかかわらず,演奏家の間では必ずしも高い評価を受けていないといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

えんそうかいじょう【演奏会場 concert hall】

一定の空間の中に,演奏を行う演奏家を配置するステージと聴衆席をもつ建築物。コンサート・ホールともいい,オペラを上演することを目的としたオペラハウスとは区別される。聴衆席全体にステージからの音響が届くよう建築上の配慮がなされている。野外の会場も存在するが,この場合もステージのみは屋根および壁をもち,音響効果が工夫されている。 ヨーロッパでは,古くは教会や貴族の館などを会場として演奏の場がもたれていたが,一般市民が金銭を支払って音楽を鑑賞する習慣ができた18世紀後半ごろから,演奏会を専門に行う会場がぼつぼつ出現してきた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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