アモルファスシリコン(英語表記)amorphous silicone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アモルファスシリコン」の意味・わかりやすい解説

アモルファスシリコン
amorphous silicone

非晶質シリコン。その薄膜リンを少量添加して低価格な太陽電池,感光体,薄膜トランジスタなどをつくる。アモルファスシリコンの薄膜製造方法としては,シラン SiH4グロー放電や,反応性スパッタリングイオンプレーティングなどが用いられる。原子配列が不規則で相互にからみ合った原子結合をしているため,すぐれた機械強度と耐摩耗性・電気特性を保ちながら加工性がよく,大面積のデバイス作成も可能である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android