アリゲーターガー(その他表記)Atractosteus spatula; alligator gar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アリゲーターガー」の意味・わかりやすい解説

アリゲーターガー
Atractosteus spatula; alligator gar

ガー目ガー科の魚。全長約 3m。体は長く,菱形硬鱗で覆われ,両顎は突き出し嘴状になっている。腸には原始的な硬骨魚類の特徴である螺旋弁を痕跡的に残す。は単一であるが不完全に左右 2室に分かれる。酸素の少ない水中では空気呼吸も行なう。魚食性。淡水域,汽水域または海にもすむ。卵には毒性がある。肉はある程度食用とする。厚い皮と鱗は装飾品の材料とされた。北アメリカ南部,メキシコ分布する。

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小学館の図鑑NEO[新版] 魚 「アリゲーターガー」の解説

アリゲーター・ガー
学名:Atractosteus spatula

種名 / アリゲーター・ガー
目名科名 / ガー目|ガー科
解説 / 流れのゆるやかな河川湿地、湖にすみ、ときに汽水域や沿岸海域にも現れます。肉食性で、魚、水鳥カメ、小型ほ乳類などを食べます。
全長 / 最大3m、137kgになります。
分布 / メキシコ湾沿岸と流入する大河川
危険 / 歯
外来 / 特定
生態系被害防止外来種 / ◆

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アリゲーターガー」の意味・わかりやすい解説

アリゲーターガー
ありげーたーがー
alligator gar
[学] Lepisosteus spatula

硬骨魚綱鱗骨(りんこつ)目に属する原始的な熱帯性の淡水魚。

[編集部]

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