デジタル大辞泉 「アリゲーターガー」の意味・読み・例文・類語 アリゲーター‐ガー(alligator gar) ガー科の大型淡水魚。成長すると全長2メートルを超えるものもある。吻ふんが細長く、歯が鋭い。主に米国南東部に生息。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
知恵蔵mini 「アリゲーターガー」の解説 アリゲーターガー 北アメリカを中心に分布する肉食性の淡水魚。体は細長く、体色は黄色がった緑色や褐色をしている。稚魚の間は昆虫を中心に餌とし、成長すると、エビやカニなどの甲殻類、魚を主に食べるようになる。最大で体長約3メートル、体重約140キロに成長する。ペットとして人気がある一方で、観賞用に輸入された後、大きくなるにつれて手に負えなくなり河川などに放流するケースが多発。日本の生態系に影響を及ぼす懸念があるとして、環境省が2017年11月21日、特定外来生物に指定すると発表した。 (2017-11-24) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アリゲーターガー」の意味・わかりやすい解説 アリゲーターガーAtractosteus spatula; alligator gar ガー目ガー科の魚。全長約 3m。体は長く,菱形の硬鱗で覆われ,両顎は突き出し嘴状になっている。腸には原始的な硬骨魚類の特徴である螺旋弁を痕跡的に残す。鰾は単一であるが不完全に左右 2室に分かれる。酸素の少ない水中では空気呼吸も行なう。魚食性。淡水域,汽水域または海にもすむ。卵には毒性がある。肉はある程度食用とする。厚い皮と鱗は装飾品の材料とされた。北アメリカ南部,メキシコに分布する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「アリゲーターガー」の意味・わかりやすい解説 アリゲーターガーありげーたーがーalligator gar[学] Lepisosteus spatula 硬骨魚綱鱗骨(りんこつ)目に属する原始的な熱帯性の淡水魚。[編集部][参照項目] | ガーパイク 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by