アルジャントゥイユ(英語表記)Argenteuil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルジャントゥイユ」の意味・わかりやすい解説

アルジャントゥイユ
Argenteuil

フランス北部,バルドアーズ県の都市。都市名はケルト人によって開発された銀 (アルジャン) の鉱山に由来する。パリ北西 14kmのセーヌ川右岸に位置し,水運の便により,電機・機械・金属化学工業などが立地。 12世紀にエロイーズアベラール悲劇の舞台となったアルジャントゥイユ修道院は 660年頃の創設。かつての特産アスパラガスとブドウの畑は工場敷地や郊外住宅地に変貌しつつある。人口9万 4162 (1990) 。

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