20世紀西洋人名事典 「アルスラーンシャキーブ」の解説
アルスラーン シャキーブ
Arslān Shakīb
1869 - 1946
シリアのアラブ民族主義理論家,作家。
オスマン帝国ジュネーブ常駐代表。
第一次大戦まではオスマン帝国の官吏を務め、1920年代シリア・パレスティナ会議の活動に参加し、ジュネーブ常駐代表となる。その間「アラブ民族」誌をフランス語で発行し、パン・アラブ主義の立場を訴える。北アフリカのイスラム思想運動と民族主義に強い影響を与え、第二次大戦中は親枢軸の立場をとる。著作にラシード・リダーの伝記がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報