20世紀西洋人名事典 「アルフレッドライオン」の解説
アルフレッド ライオン
Alfred Lion
1908.4.21 - 1987.2.2
音楽プロデューサー。
ベルリン生まれ。
10代後半からジャズ・レコードの収集を始める。フランス、南米を経て1937年にNYに渡った。’39年に自己のブルー・ノート・レーベルを設立、翌年「サマータイム/シドニー・ベジェ」が小ヒットとなる。50年代にはリー・モーガン、ホレス・シルバーらと活動、NYジャズの黄金時代を招いた。その後もハービー・ハンコック、セシル・テイラー等多くのミュージシャンをプロデュースした。健康上の理由から’67年秋に引退。’86年第1回マウント・フジ・ジャズ祭のスペシャル・ゲストとして初来日している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報