20世紀西洋人名事典 「アレクサンドルヤーシン」の解説
アレクサンドル ヤーシン
Aleksandr Yakovlevich Yashin
1913 - 1968
ソ連の詩人。
本名ポポフ〈Popov〉。
別名Aleksándr Ýashin。
教師を経て、1934年処女詩集「北への歌」を発表し文壇にデビュー。その後ゴーリキー文学大学で学ぶ。第二次大戦に従軍記者として参加。広い生活体験に基づく叙情詩に独自の才能を発揮。’57年に発表の短編「梃子」が党に対する誹謗として批判された。他の作品に詩集「憤りの街」(’45年)、「同郷者」(’46年)、叙事詩「アリョーナ・フォミーナ」(’49年)、「焼きたてのパン」(’57年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報