アンガバ半島(読み)アンガバハントウ

デジタル大辞泉 「アンガバ半島」の意味・読み・例文・類語

アンガバ‐はんとう〔‐ハンタウ〕【アンガバ半島】

Ungava Peninsula》カナダ北東部の半島ラブラドル半島一部であり、ハドソン湾アンガバ湾に挟まれる。ケベック州北部に属す。カナダ楯状地の一部をなし、ツンドラに覆われる。氷期には、この半島を中心ローレンタイド氷床が広がった。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンガバ半島」の意味・わかりやすい解説

アンガバ半島
あんがばはんとう
Ungava Peninsula

カナダ東部、ケベック州北部の半島。東側はアンガバ湾とハドソン海峡西側はハドソン湾に面する。カナダ楯状地(たてじょうち)の一部を構成し、北岸沿いの一部を除き標高450メートル以下の丘陵性の地域で、無数の氷河湖がある。植生はほとんどがツンドラ(永久凍土)地域で、南端部が針葉樹林帯の北限となっている。

[大竹一彦]

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