20世紀西洋人名事典 「アントニスウォニムスキ」の解説
アントニ スウォニムスキ
Antoni Shonimski
1895 - 1976
ポーランドの詩人,劇作家。
両大戦期のグループである「スカマンデル」の中心詩人の一人で、画家を志した時期もあったが、作家となる。現代の政治問題を風刺も込めながら捉え、派手さはないものの、抑制された叙情性に人間の悲しみや孤独を込めて歌い上げた。代表作品に、詩「ソネット」(1918年)、「格子なき窓」(’35年)、戯曲「家なき医者」(’31年)、「家族」(’34年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報