20世紀西洋人名事典 「アンドリューラング」の解説
アンドリュー ラング
Andrew Lang
1844.3.31 - 1912.7.20
英国の作家,文学者,民俗学者。
スコットランド生まれ。
7冊の詩集のほか、テニソンの伝記、メアリー・スチュアートをめぐる研究、小説など、60巻を超す著作があるが、「習慣と神話」(1884年)、「宗教の起源」(1898年)等の文化人類学的業績、ホメロスの「オデュッセイア」(1879年)、「イーリアス」(1883年)などの翻訳が有名。その他に児童文学「黄色の童話」(1889年)、「赤」(1890年)、「みどり」(1892年)など多数。1878年イギリス民俗学会設立にも尽力し、神話研究の先駆者として知られている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報