20世紀西洋人名事典 「アンドレリショー」の解説
アンドレ リショー
André de Richaud
1909 -
詩人,小説家。
詩人として出発し、植物、太陽のイメージに溢れた激しい情熱的リリスムを響かせた処女詩集「世界の創造」(1930年)を発表。一方で、中編小説も手がけ、「苦悩」(’30年)は若き日のカミュに感動と衝撃を与えた作品として知られている。又、戯曲も手がけ、いずれも地中海的霊感に溢れた作品といえる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報