アーサー・L.ショーロー(その他表記)Arthur Leonard Shawlow

20世紀西洋人名事典 の解説

アーサー・L. ショーロー
Arthur Leonard Shawlow


1921.5.5 -
米国物理学者
スタンフォード大学教授。
マウントバーノン生まれ。
父はラトビア共和国、母はカナダ出身で、1949年母校トロント大学で学位を取得。同年コロンビア大学研究員となり、タウンズ共同マイクロ波分光学の研究を開始し、’51年にはタウンズの妹と結婚。ベル電話研究所を経て、’61年スタンフォード大学物理学教授に就任、’70年には高分解レーザー分光法の開発、高精度の分光測定に成果をあげ、’81年N.ブルームバーゲン、K.シーグバーンとノーベル物理学賞受賞。また、’75年アメリカ光学会会長、’81年にはアメリカ物理学会会長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android